こんにちは!
1996年に新築で輸入住宅を建てました。25年。長いですねぇ。
途中から一人で返済している住宅ローンもあと5年。もうこうなったら意地でも返済して、「終の棲家」にするつもりですが。。長かった。。とにかくここまで長かった。
人生で計画通りにできることって、ほんとに少ししかないんですよ~多分。
この家を建てたころは、たいがいのことは思う通りに行くと思ってたんですけどね。
とはいえ毎日楽しく充実してますので、これからも変化を楽しんでいきたいと思います。
ローン計画と人生計画に変更、失敗あり。
当時は共働きでした。お腹に第一子を身ごもり、「この子を自分の家で育てたい。」って思いました。元旦那さんも私も長男長女の楽天家でしたし、ローンだって「なんとかなるでしょ。」というかる~い気持ちで家を建てました。頭金なし。フルローン。
はい、おばか。
最近の若いご夫婦はきっちり計画を立て、節約し、貯金して将来の家族計画まで予想しておうちを建てるのでしょう?(言い過ぎ?でもみなさんきちんとやってるイメージです)
とにかく。そういった計画性は全くありませんでしたが、ダブルインカムで余裕があったので、その余裕がずっと続くような気がしていたのです。仕事もすぐ復帰するつもりでした。
今その時の自分に言いたい。
「いい加減にして~身ごもってんじゃん!すぐ働けなくなるんじゃん!てかせっかく保育園も奇跡的に見つかって仕事復帰するとか言ってたのに子供可愛さに保育園辞退して辞職したじゃん。。この計画性ゼロ女! 最初からもっと計画性と覚悟を持って!!」と。
ダブルインカムという計画が狂ったうえに、当時悪名高いローンがありました。「ゆとりローン」と言います。 最初の5年間はローンのお支払い額はぐっと抑えられていますが、5年後から急に上がります。 うちの場合で5万ほど上がりました。
収入が5分の2ほど減って、ローンが5万アップするととんでもないことになります。
私の場合、実家が事業をやっていたのでそちらを手伝うことができましたが、バイトとして時給制になったのでかなりの収入ダウンに変わりなく、びっくりするほど余裕がなくなりました。
その「お金がない」ギリギリの中でさらに節約、倹約となると心のゆとりも無くなりますね。。とはいえ、実家からの食糧や多少の援助もあり、なんとかやってこられました。 が、その時の「お金がない=心の余裕がない」ということが甘ったれた私たち夫婦の関係には大きな影響を及ぼしたと思います。
。。とは言え、こどもと一緒に過ごしたことは後悔してません。今のご時世、割り切って仕事に行くのもあり、行かないのもあり。
要はきちんと計画してそれに沿った生活をしていけばいいんですよね(どの口が言うか)
家を購入するってことは計画性はもちろん『覚悟』もいるってことなんですね。自分で言ってみましたが耳が痛いです。
将来こどもたちは巣立っていく。そのあとは?
実家は事業をやっていると書きましたが、事務所を1階に構えたそこそこ大きな造りです。こどもが3人も居たので、自然に大きめになったのでしょうね。。
今は結局両親のみの世帯となっています。弟は家を継いではいますが嫁の実家の近くに家を建て、妹は国外に嫁ぎました。
私とこどもが戻っても良かったのかな。。とも思いますが。別居のころには子供たちもそこそこの年齢だったので自分の家は離れたくなかったようです。
何が言いたいかと言うと、親の家を見ても「大きすぎじゃない?」「部屋多すぎじゃない?」ってことです。
うちは北米系の輸入住宅です。メンテ大変ですw
部屋がリビングの他に3部屋、3階の屋根裏のような部屋もありますが全員が寝る時以外はほぼリビングで過ごしているという。。なんてコスパが悪いんでしょうかw
息子は不登校を経験して今もちょっと。。まぁ大変なんですがいずれにしても家を巣立っていく日がくるのでしょう。そしたらこの家には私一人。。ちょっと手に余るな。。と思います。もう子供が二人家に残るならそれでもいいやとさえ思います。
同世代の友人たちもみなそれぞれ家を持っているのですが(田舎なもので一軒家率やたら高いです)、旦那さんがいる、いないにかかわらずみんな言います。
「こんなに部屋いらない。」
将来子供たちとその家族や、親戚の誰か泊まりにくる? それって年に何回でしょうか? 1ヶ月に1度だったら部屋が多い方がいいかもしれませんね。
まだ私自身もこの先どうなるかはわかりませんが、この先はマンションとかで充分かな。。なんて思ったりもします。
もしこの先ライフスタイルの変化がありそうなら、一度は査定だけでもしてみることをおすすめします。無料で6社ほどの相見積もりを取ってくれます。しつこい勧誘などもありませんし、今の家がいくらくらいかという目安がわかって「いざというときには売ればいい」と選択肢が1つ増えて安心したことを覚えています。
不動産一括査定「いえカツLIFE」査定申込獲得プロモーション二世帯住宅で大事なのは「両親との関係性」
二世帯住宅の友人も結構多いです。こどもたちがまだ小さい頃は、ちょっとうらやましかったりもしました。
何かの時にはすぐにこどものことをお願いできるし、家を空けるときにも安心ですよね。 実家が近いとはいえ車の移動があるだけでちょっと大変だと思う時もありました。。贅沢ですね^^;
ただそれから約20年。。子供たちはすっかり大きくなり手がかからなくなった代わりに、しっかりと介護が始まっているおうちも多いです。近くでお世話になった恩返しができるのは素敵なことだと思います。できるうちに出来る限りのことをしておきたいものですよね。
そんな友人たちも言います。「こんなに部屋いらない。」
あまり言いたくないお話ですが、親世代の部屋がいつか空くときがくる。。それを間近で感じているってこともありますよね。まぁ。。こどもの思春期などには部屋が必要な時期があるので、仕方ないのでしょうね。
二世帯住宅でものを言うのは、1にも2にも「義父母、実父母との関係性」です。
よく言う「スープの冷めない距離」に住んでいたから、私は今でも義父母のことが大好きです。父抜きでも、孫は会わせてあげたいなと思いせっせと連れて行ったものです。最近は長女の方が忙しすぎてなかなか連れていけませんけど。。
いい関係も、近すぎるとなかなか、ね。
一概には言えませんが、二世帯住宅を建てるならば玄関、キッチン(一番大事)、お風呂場は別がいい。。私なら絶対に。。
なかなか難しいと思いますが、どうせ一世一代のローンを組むのならあと少しだけ、頑張って玄関とキッチンを分けたほうがいいと思います。
あといちいち真に受けないこと。。なんか年齢を重ねると脳⇒口に出るまでの回路が短くなってしまうみたいですww 大好きな優しい義母ですが、人生の中で傷ついた言葉ナンバー3以内に義母の言葉がしっかり入ってますww 本人は忘れちゃってますけどね。
結局、家を建ててよかった?
自分に問いかけてみました。「家を建ててよかった?」
。。う~ん、半分は良かった、です。(笑)
デメリットが先にぽんぽん浮かんできました。
実家も空き部屋多し。自分の家も空き部屋多し。ローン残多し。お金と気持ちに余裕がなくなった(本当にあの時はつらかったw)
でも、あの家があったから。。
子どもたちを新しい我が家で育てることができた。自分たちの暮らしができた。自分の時間、空間が持てた(あまり使ってないけどw)何より思い出がたくさんできた。
とくに回りがおうちを建てていると、焦ってしまったりもあると思います。
子育ての期間は長く感じますが、でも過ぎ去るとあっという間。今もしやり直せるとしたら、とりあえず家は建てずにおしゃれなマンションとかで過ごすかなぁ。。実家に入り浸って風通しのよさを楽しみながら。
で、これから先の人生のために、貯めておいたお金で平屋のこじんまりとした戸建てか、一回り小さなマンションを買いますwう~んこれナイスだと思いませんか!
これからおうちを建てる方に、まさかわたしのような能天気さんはいないと信じたいところですが。。
もう一度その家、その部屋は「本当に必要なのかな」って考えてみてくださいませませ。。何を重視するかにもよると思いますが。。
人は年をとります。20年後、30年後の自分や家族の姿、想像してみて。。
その時に「あ~家建ててよかった。」って即答できるように。老婆心ながら。
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